キーワード準拠のサイト設計<クリニックのためのSEO講座>基礎編

  • 2020.12.14
  • SEO
キーワード準拠のサイト設計<クリニックのためのSEO講座>基礎編

SEOを意識してサイトを設計する際は、キーワード主導で設計するということが非常に重要です。どういうことか解説します。通常、事業者のホームページは、

・HOME

・院長あいさつ

・診療内容

・院内紹介

・病気Q &A

・アクセス

・予約

など医院を売り込むための情報を中心に、自院の都合主導で設計されます。

これらの売り込み要素は、たしかに、医院サイトには必要不可欠なものです。が、そのように医院都合で設計しただけでは、せいぜいSEO効果があるページはトップページだけ、ということになってしまいます。

つまり、そのように自社の都合主導で作られたサイトは、アクセスの流入口が1つしかないということになってしまうのです。かたや、SEOを意識して、上記売り込みのためのコンテンツ群の他に、1ページにつき1つのキーワードでの上位表示を狙って作成したページをコンテンツとして用意しているサイトには、そういったキーワード主導で作られたページの数だけアクセスの入口があるということになります。

ですから、アクセスを最大限に呼び込もうとした場合には、自社都合の売り込みページとは別に、「キーワード主導でサイトを設計する」という考え方に基づいたアクセスを呼び込むためのコンテンツが必要だということになります。

クリニックのサイト設計の具体例は?

では、ここでも「眼科 〇〇市」というキーワードに狙いを定めて、「眼科 ○◯市」で上位表示するためのサイトを実際に設計してみます。

⑴関連キーワードを抽出する

では、ここでも「眼科 和泉」というキーワードに狙いを定めて、「眼科 和泉」で上位表示するためのサイトを実際に設計してみます。⑴関連キーワードを抽出するまず、先ほど紹介したサジェストキーワードツールから、キーワードを抜き出します。https://goodkeyword.net/で「眼科 和泉」を検索した画面がこちらです。

これだけでは、サジェストが弱いので<近くの眼科>でも検索し、サジェストを得ます。(皆さんも自科で検索してみてください)

⑵関連キーワードから検索者の属性を分類し、ターゲット層を決める

まず、これらの抽出されたキーワードをよく眺め、分類してみます。

<眼科 和泉>の場合、

✔︎休日、夜間や急ぎでに受診したい人(日曜日、祝日、救急、時間、土曜午後、休日診療、遅くまで)

✔︎コンタクトレンズが欲しい人(コンタクト)

✔︎評価、口コミを気にする人(人気、口コミ、評価、お勧め)

✔︎小児の眼科診療を探している人(視力検査、小児、子供、赤ちゃん)

✔︎駐車場ありの眼科を探している人

✔︎予約に関して気にしている人(予約、予約なし、当日)

✔︎疾患名で探している人(白内障、緑内障、斜視、結膜炎、飛蚊症、ドライアイ、アレルギー)

と言った感じに分類できそうです。

次に、このターゲット層をどこまで絞るか考えます。ターゲットをもっとも広く取る場合は、すべてをターゲットにします。が、今回はコンタクトを求める患者は単価が低く手間もかかるため要らない、白内障の件数を増やしたいとのご要望であったので、それに合わせて取捨選択していくことになります。

⑶サイトの設計図を作る

第二階層の柱を決める次に、上記で絞り込んだキーワードのうち、ミドルキーワード(2語)としても、スモールキーワード(3語)としても繰り返し出てくる以下のキーワードに注目します。今回は、分類の後()で書き出したキーワードがそれに当たります。

これらのミドルキーワードは、他の単語との組み合わせで何度も検索されているワードのようで、検索需要が特に多いようなので、サイトの設計上も重要です。「眼科 和泉」での上位表示は、これらのミドルキーワードを無視しては不可能だと言っても言い過ぎではありません。このようなミドルキーワードが特定できたときは、上記サイトでさらにこれらのミドルキーワードでの検索をかけ、それらの下階層のサジェストキーワードを抜き出す必要があります。

そして、サイト設計上これらはトップページの下に

「小児眼科への取り組み」

「当日予約可能!オンライン予約」

「祝日、休日診療への取り組み」

「日帰り白内障」

「病気Q &A(緑内障、斜視、結膜炎、飛蚊症、ドライアイ、アレルギー)」

「駐車場あり!アクセス」

という固定ページ、カテゴリを作り、第二階層とします。この第二階層は、上記のミドルキーワードでの上位表示を狙う記事(ページ)です。

☆第二階層と第三階層のリンク構造を設計する(内部リンクの最適化)

続いて、それぞれのページに記事をつけていきます。

例えば、「日帰り白内障」なら、同様にサジェスト機能で検索し、

✔︎日帰り白内障 保険

✔︎日帰り白内障 費用

✔︎日帰り白内障 大阪

✔︎日帰り白内障 時間

同様に、「白内障」についてもサジェストを得ます。

✔︎初期、症状を知りたい人(眩しい)

✔︎失明が怖い人

✔︎自己診断した人(早期発見、チェックシート)

✔︎疫学、原因が知りたい人(若い、原因、グレード)

✔︎どんな手術か知りたい人

✔︎術後の経過が知りたい人

✔︎目薬で治るか知りたい人

✔︎レンズについて知りたい人

etc

二階層の「日帰り白内障」のページからこれらの第三階層すべてに対してリンクを貼ります。つまり、第二階層のページを、第三階層のサイトマップのような体裁にするわけです。(概要ページが<日帰り白内障>詳細ページが<第三層ページ>)

こうすることで、SEOのパワーを第三階層から第二階層に集中させます。(詳細はコンテンツの項で再度詳しく解説します。)この要領で、残りのキーワード

「小児眼科への取り組み」「当日予約可能!オンライン予約」「祝日、休日診療への取り組み」「病気Q &A(緑内障、斜視、結膜炎、飛蚊症、ドライアイ、アレルギー)」「駐車場あり!アクセス」

についても、スモールキーワードを抽出し、第三階層の記事として第二階層と相互にリンクを貼り合います。

今回分析することで分かった上位化のために必要なページを先のクリニックHP(トップページ・ご挨拶・診療内容など)に加えて、任意のミドルキーワード、もしくはスモールキーワードでの上位表示を狙ったセクションを設けるわけです。こうすることにより、そのセクションを「入口ページ」として機能させ、アクセスを集め、興味のある疾患ページへ誘導して予約・受診につなげるわけです。

 

今回のページ構成

今回、これらの分析から導き出したご依頼のクリニックのHP構成(大枠)はこちらです。(実際にはもっと多くのツールを使って、検索ボリュームなどを調べますが、基礎はこれで十分)

「HOME」

「院長あいさつ」

「診療内容」

「院内紹介」

「小児眼科への取り組み」

「当日予約可能!オンライン予約」

「祝日、休日診療への取り組み」

「日帰り白内障」

「病気Q &A(緑内障、斜視、結膜炎、飛蚊症、ドライアイ、アレルギー)」

「アクセス(駐車場あります」

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