Ubersuggestの使い方・見方を徹底解説!有料版・無料版<クリニックのSEO対策①>

  • 2020.12.30
  • HP
Ubersuggestの使い方・見方を徹底解説!有料版・無料版<クリニックのSEO対策①>

SEO(検索エンジン最適化)がWebマーケティングにおいて重要であることは、もはや言うまでもありません。(最近はインスタグラム、youtubeも重要になってきていますが・・)

SEOの重要性は多くの人に認識されており、多くのWebサイトがSEO対策をすでに行っております。そのため検索結果の上位をキープすることは、ますます競争的で難しくなってきているのです。

しかしSEO対策は、適切なキーワードさえ見つけられればそこまで難しくありません。逆にいえば、適切なキーワード選定こそがSEO対策において最も重要です。効果的なキーワードを設定できれば、人々が何を欲しており、どんな記事を書けば良いかを想定できます。

今回は基本無料で使えるキーワード調査ツール『Ubersuggest(ウーバーサジェスト)』を使い、SEO対策を行う方法をご紹介します。

Ubersuggestって?(できること)

今回はSEO対策で使えるツールの中でも、簡単に自分でできて、他のSEOツールよりも効果的なUbersuggest(ウーバーサジェスト)を紹介します。もちろん、他にもSEO分析ツール[Ahrefs]など有名なツールはたくさんありますが、今回は

・シンプルで見やすい
・料金が安くコスパが高い
・ブログを読んでいるクリニックのスタッフでも再現性が高い

ことからUbersuggest(ウーバーサジェスト)をご紹介します。

ちなみに、私も使っています。

海外のツールですが日本語にも対応しており、具体的には検索キーワードのボリュームや、検索連動型広告を掲載したときの平均クリック単価(CPC)の目安を確認できます。

検索連動型広告を掲載するときや、ホームページやブログのSEO対策をするときは、事前に対象となる検索キーワードの傾向を把握する必要があります。

「Ubersuggest」を上手く活用することで、業務の効率化や施策の成果向上に役立ちます。

できること

  • キーワードリサーチ (効果的なブログテーマの発掘)
  • 競合分析(競合他医院の分析)
    • トップパフォーマンス・ページ一覧を抽出
    • 上位ランクのキーワード一覧抽出
    • 被リンク一覧を抽出
  • サイト・オーディット(テクニカルな問題を抽出)(HPの改善)
  • 検索順位をトラッキングする

主な機能

1.キーワードリサーチ

キーワードをリサーチする手順は以下の通りです。

  • STEP 1: ターゲットとするキーワードを決める
  • STEP 2: Google検索してみて、1位~5位の記事をリストアップ
  • STEP 3: 各記事の流入キーワードをエクセルにエクスポートする
  • STEP 4: 5個のファイルをまとめて、エクセルの機能で重複を削除する
  • STEP 5: これで1位~5位の記事が獲得しているロングテールキーワードのリストが出来るので、これらを見出しに含めて1位~5位の記事のトピックをすべて網羅する

今回はTMS治療を運営するクリニックさんのオウンドメディアとして、TMSに関する比較メディアを作っていきたいと思います。

<tms治療>のキーワード候補では、以下のように関連する情報が表示されます。SEO難易度は、55これは高く、難しいことを示しています。自由診療分野のキーワードは総じて単価が高い傾向にあります。

今回はTMS治療に関連するキーワードが一覧が下部に提示されました。これらからSEO難易度や他院との兼ね合いでキーワードを選定していきます。

今回は<tms治療>で1位を狙います。

 

概要欄からは

・検索ボリューム

・SEO難易度

・有料難易度

・クリック単価 がわかります。

また、検索している年齢層、何%が広告からクリックしているかがわかります。

これは、web対策だけでなく、クリニックを運営する上で大事な情報です。

tms治療に関して興味があるそうは25-34歳の比較的若い層ということなどがわかりますね。

キーワード候補の詳細を見ると、tms治療に関連したキーワードを提示してくれます。これをCSVでDLしましょう。

2.競合分析する

「トラフィックアナライザー(キーワード)」という機能では、競合サイトがランクインしているキーワード一覧を出力してくれます。

 

Google検索してみて、1位~5位の記事をリストアップしていきます!
このように、当該サイト1~5位に加え、診療上、立地上競合しているクリニックを検索にかけ、競合がどのキーワードで患者を得ているのか、CSVにまとめて情報をまとめていきます。
このように、各ドメインを検索>トップページ流入>トップトラフィックページ で当該記事(ランクインしている記事)を探して、CSVでDLします。というか、たわらクリニックさん化け物じみたSEOですね。。ADHDで1位・・皆さん、サイト構築参考にしましょう。
これらの作業を競合クリニック回数繰り返し、キーワードリストを作成します。 このキーワードリストをもとに記事を作成していきます
毎月記事を書いているのに、全然みられない。本当に意味あるの?という先生はぜひ参考にして記事を書いてみてください。
ちなみに、記事の執筆代行を承っております。 ライターは主に選別した学部生4-6年生が患者にわかりやすいようにテーマに従って記事を執筆します。 文字数は最低2000字からの発注です。(文字数が少なすぎると意味がない) 文字2円で承っておりますので、お気軽にお声がけください。

※たわらクリニックさんがSEO的に素晴らしすぎて、マネすべくサイトマップを作ってみました。

SEOの基本は上位との差分を埋めること。全力でいいところを真似ていきましょう。

全部サイトマップを見たい方は、visualsitemapsに登録することで競合または、SEOで上位に来ているサイトの内部リンクが丸見えにできます。興味がある方はHPを発注する前にチェックして、こんな感じのサイトで!というのもありですね。すごく勉強になります。たわらクリニックさんもそうですが、

<疾患別Q&A><症状別Q&A>はマストです

HP業者を選ぶ際に上記を提案してくるか、こないかで見極めてもいいくらいだと思っています。

tmsページで言うとそれぞれの疾患紹介ページやクリニック紹介のページからtmsの治療ページに陽性リンク(分かり易い形のリンク)が出ており、tmsに関するページはそれぞれ料金・考え方・Q &Aなどが互いにリンクを張り合っていて<tms>に関してリンクが集まっているのがわかります。

これを捲るのは、医療機関のドメイン でないと厳しいです。リンク構造等非常に参考になるので具rニックのHPを作られる際は是非参考にしてみてください。

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3.サイト・オーディット(テクニカルな問題を抽出)

上記のようなキーワードの洗い出し以外にもHPの簡単なSEO診断を行ってくれます。(もちろん、競合サイトも)

WordPressサイトを運営していてSEOフレンドリーなテンプレを使っている場合はそんなに気にしなくても良いです。

個人でSEOコンサルをしていて、クライアントに問題点を指摘しなければならない場合は重宝します。

4.検索順位のトラッキング

検索順位をトラッキングするシステムです。

アカウントのグレードによってキーワードの数が変わってきます。

  • 無料 …1サイト25個
  • パーソナル … 1サイト100個
  • ビジネス … 1サイト200個 (私はこれ)
  • エンタープライズ … 1サイト300個

SEMRushやAhrefは1500個まで追跡できるし、GRCではほぼ無制限で追跡できるので、これらと比較すると大幅に少ないですが、クリニック単位での運用となるとパーソナル、ビジネスで十分ですね。

記事を書いた効果などをここで判定できます。

5.被リンク調査

被リンクをチェックする機能はシンプルで使いやすいです。

他のツールと比較すると少なめに出ますが、他院との比較、増減をチェックできればおkです。

積極的に被リンク対策をしている人にとっては他のツールの方が役に立つかもしれません。

便利なchrome拡張機能

chromeの拡張機能「Ubersuggest」を設定すると、Google検索エンジンでキーワード検索を行うだけで、あらゆる数字を簡単に確認することができます。

例えば「西宮 内科」で検索すると、このような検索結果画面になります。

結果画面の指標は上記と変わりません。これで24時間SEOのことを考えることができます。笑

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